三脚が欲しくてどの三脚にするか非常に悩んだのですが、色々と比較した結果
190go!Mシリーズのアルミ4段3WAY雲台付き
を購入しました。
購入して思ったのはこの三脚は非常にしっかりしていて、とても多機能で俯瞰撮影もすることができます。
最初の一台にも、ずっと使う三脚にもとてもおすすめできる間違いない三脚だと思います。
【仕様の似ている190との比較についてはこちら】
それでは使用してよかった点と不満な点を書いていきます。
スペック
- 素材:アルミ製
- 重さ:2.66kg
- 雲台込み最長:166cm
- 雲台込み格納高:59cm
- 耐荷重:6kg
付属品
- 190go本体
- 収納バッグ
- シュープレート
- 説明書
Mロックが便利
ナットロック式というクルクル回して固定するタイプは何度も回さないといけないのでめんどくさいなと思っていて
当初はレバーロック式のものを探していました。
ですがMロック式の「190go」は少しだけクルっと回すだけで伸縮ができます。
締めるときも半回転程度締めるだけでしっかり締まるのでこれは便利。
しっかり感が半端ない
重厚感がありすごくしっかりした感じがあります。ゆすっても揺れないしっかり感。
その分少し重め。
持ち運びにはちょっと重いかも
「190go」は「190」の持ち出しできるシリーズなので「190」に比べるとだいぶ軽いんですがそれでも少し重めです。
雲台とセットだと3kg弱あるので気軽に持ち運びとは言えないです。
僕は基本自宅での使用と、外に持っていく時は今日は撮影すると決まっているときに使用するので問題はありません。
旅行などでずっと持ち歩くには重いかも。
俯瞰撮影にも対応
これができるので「190go」に決めたというぐらいいいです!
俯瞰撮影は今のところそんなに使いたい場面もかったのですが、「190go」があれば俯瞰撮影が簡単にできるのでこれからどんどん撮っていこうと思います。
俯瞰撮影で撮影してみました。ブラインドタッチじゃないことは内緒です。
通常の三脚でも俯瞰撮影をすることもできるのですが、他の部品を買わないといけないし、それを付け外しする作業がめんどくさいかなと思います。
通常の三脚で俯瞰撮影ができるようにする商品
マンフロットの「190go」ならすごく簡単に俯瞰撮影の形に切り替えることができます。
やり方はとても簡単で、センターポールを一番上まで上げて下の赤いボタンをポチッと押すだけ。
これでセンターポールが横向きにできます。
このギミック部分は普段は中に格納されていて見えないようになっているのもスマートでいいです。
この変身をさせたくて意味もなく俯瞰モードして撮影したりもしてます。
注意点としては俯瞰撮影の形にすると三脚が不安定になります。
脚を伸ばしたり、脚の角度を変えることで安定感は増しますが三脚にフックが付いているので、重しをかけてあげることでより安定します。
ローアングル撮影にも対応
ツメを引いて脚を曲げていくと地面ベタベタのローアングルにも対応します。
なんと「PIXI EVO」と同等レベルのローアングルに!
地面からの高さ19cmでした。
脚の角度は4段階で調整が可能で、下に引っ張りながら角度を調節していきます。
止まるときの「カチッ」という音がとても気持ちいいです。
3WAY雲台がすばらしい。が注意点も
付属でついている「3WAY雲台」がすごくいいです。
単体で買うと14000円ほどするものなのでしっかりしていて当然かも知れませんが、動きがとにかくなめらか。
水平器も3つ付いています。
フリクションコントロール
マンフロットの「3WAY雲台」には「フリクションコントロール」がついていて圧を調整することができます。
レバーをゆるゆるの状態にしていても「フリクションコントロール」で圧をかけてやる事によって、急に「ガクン!」とカメラが下を向くのを阻止することが出来ます。
フリクションコントールなし
フリクションコントロールあり
ほんとにユーザー目線に立った作りになっているなあと感心します。
パン棒が伸び縮みする
引くだけでパン棒が伸びて操作がしやすくなります。
押せば短くなるのでとても簡単で持ち運び時の収納に引っかかりが少なくなり、とても便利です。
3WAY雲台の難点
ひとつだけ難点があって190goをセンターポールを倒した状態にしたとき「3WAY雲台」は構造上、下には向くけど真上には向くことが出来ません。
なのでセンターポールを倒した状態でまっすぐ正面を向けることができないのが困りました。
正面を向かせたくてもこの角度以上、上を向かない
対処法としてはカメラ側のシューの向きを反対につけてやると解決できます。
ただその度にシューを反対に向けるのは少しめんどくさいです。
こういった難点は「ボール雲台」でしたら好きな位置にできるので利便性は「ボール雲台」が勝ります。
まとめ
ローアングルから最高166cmまで伸ばせて俯瞰撮影もできる。
「Mロック」も少し回すだけで伸縮ができるので安物の三脚とは作りがやっぱり違うなと感じました。
付属の「3WAY雲台」も角度に制限はあるものの、「フリクションコントロール」やパン棒が収納できたりと
非常に考えられた作りになっています。
「190go」は持ち運びも想定された作りになっているので持っていけない重さではないのですが、「3WAY雲台」と合わせると
気軽に持ち運ぶには少し重いかなと思います。
持ち運び重視であればトラベル三脚などを探したほうがいいかもしれません。
「190go」は据え置きメインでいざとなったら持ち運べる三脚の中ではトップクラスに使いやすいのではないでしょうか。
以上マンフロット「190go」を購入してのレビューでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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